ハワイに家が欲しい|海外不動産投資の基礎知識

ハワイに家が欲しい 海外不動産投資の基礎知識では実際にハワイ不動産事情を調査した体験・事例を記す備忘録的ブログです。

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物件購入の前にシロアリ被害を検査(ターマイト検査)

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ハワイでは売買契約成立後、エスクローオープンになるといくつかの調査(検査)が行われます。

その一つがシロアリの被害を調査するターマイト検査(termite inspection)です。

物件の売買の際に、売り手がシロアリ駆除をするよう義務づけられています。

ハワイの気候とシロアリ被害

f:id:hi-hawaii:20160808190219p:plain ハワイの気温と降水量

ハワイは一年中、温暖な気候でシロアリが生息しやすい気候です。

そのため、木造の一軒家の場合は定期的に物件のシロアリ調査をしないと、シロアリが家を食いつぶしてしまいます。

ハワイの一軒家に住むということはシロアリとの戦いの始まりという人も少なくありません。

ターマイト検査(Termite Inspection)の内容は?

通常、売り手の負担でシロアリ検査が行われます。どの業者にお願いをするかは契約により「買い手」か「売り手」のいずれかが指定する事ができます。

調査日時が決定すると、ターマイトインスペクター(シロアリ調査専門家)物件の屋根天井裏軒下木の壁など木が使われている部分全てを調べ、シロアリの形跡を調べます。

後日、ターマイトインスペクターからターマイトレポート(Termite Report)が発行され、シロアリ被害の有無が書面にて送られてきます。

シロアリ被害が発見された場合

ダメージあり(Seciton1)

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もしシロアリの生息が確認された場合、売り手の負担でシロアリの駆除を行います。さらに、損傷箇所の修復などを行います。

将来発生しそうな箇所(Seciton2)

家の構造や立地などにより、シロアリが発生しやすい場合があります。その際は将来への予防措置となりますので、買い手の負担で行います。

既にシロアリが食べてしまった場合は?

このターマイト検査ですが、過去においてシロアリが食べてしまって腐食した箇所は修理対象にはなりません。前提として現在シロアリが生息しているものに対して対象になります。

しかし、シロアリが柱や土台に侵食し、構造上の大きな問題が判明した場合、買い手は契約を破棄することができます。

コンドミニアムでもシロアリ検査は必要?

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鉄筋のコンドミニアムでもシロアリ検査は必要です。

シロアリには土中から侵入しする「Ground termites」と 飛来し侵入する「Drywood termite」の2種類があります。

風に乗って飛来する「Drywood termite」は乾いた材木を好むため、コンドミニアムの高層階でもドアや壁を食べてしまう事も考えられます。

駆除の方法

ガス燻蒸(Fumigation)

昔ながらの方式で、家全体をテントで覆い、ガスで燻蒸(くんじょう)する方法です。

ガスを注入するため、もし物件内に動物や植物がいる場合は全て外に出さなければなりません。日本でゴキブリ退治をするシーンを想像いただくのが近いかもしれません。

Fumigation - Wikipedia, the free encyclopedia

薬剤注入(Secondary Treatment)

被害のある箇所に薬剤を注入する方法です。

コンドミニアムなどの大型物件はテントを張ることができませんので薬剤注入による駆除が一般的なようです。

まとめ

家の構造が木造である以上、シロアリの被害をゼロにすることはできません。

最近では土中から侵入する「Ground termites」の予防のために、地中に薬剤を注入することで継続的に予防する方式もあるようです。

シロアリ検査は家のコンディションをみる絶好のチャンスといえますので、投資物件が将来腐食に耐えられるか慎重に精査したいですね。

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