現地の生活を肌で感じるオープンハウスについて
物件を購入したいけど一歩を踏み出せない方には、オープンハウス見学をお勧めします。
WEBやカタログ上では物件の概要はわかりますが、物件との相性まではわかりません。
現地の相場や価格感を見るために、いくつか物件を見学してみるのはいかがでしょうか。
オープンハウス日程
ハワイでは日曜の午後を中心にオープンハウスが行われています。
見学にはアポイントメントなしで誰でも気軽に見学することができますが、日本語が通じない場合もあるので注意が必要です。
そのため、エージェントと一緒に見学することをお勧めします。
おすすめオープンハウス見学法 その1
エージェントに希望地域や価格を伝え、当日までにリストアップをお願いします。
もし移動に費用がかかりそうな場合はどのくらい必要か算出してもらいます。
当日、エージェントとオープンハウスを見学する際に、気をつけるポイントがあります。
オープンハウスには売り手のエージェントが在席している場合が多く、物件に関する質問があった場合に、直接売り手のエージェントに質問をしてはいけません。
同行している買い手のエージェントに質問をしてください。
なぜならば、売り手のエージェントは売り手に有利に働くように交渉を進めます。
そのため直接質問をしてしまうと買い手に不利な情報を得てしまう恐れがあるからです。
おすすめオープンハウス見学法 その2
エージェントの都合により同行してもらえない場合があります。
オープンハウス情報の入手
下記の方法でオープンハウスの情報を得ることができます。
新聞
現地新聞の日曜版には「Open House」の欄があり、当日のオープンハウス情報を得ることができます。
ホノルル不動産協会 WEBページ
現地時間の金曜午後3時にホノルル不動産協会トップページの真ん中のオレンジのボタン「OPEN HOUSE REPORT」が毎週更新されます。
物件見学も交渉です
前項同様、売り手のエージェントは売り手に有利に働く説明する恐れがあります。
買い手のエージェントが同行していない場合、あわよくば売り手のエージェントと買い手のエージェントを一手に引き受け、両方の手数料を得ることも可能なのです。
そのため、エージェントの同行なしに物件を見学する際は、エージェントの名刺を持参してください。
通常は入り口にゲスト用の記帳簿がありますので、自分の名前とエージェントの名前を記載してください。
内見中、売り手のエージェントが色々質問をしてくる場合がありますが、予算などの情報はなるべく相手に伝えない方が良いかもしれません。
物件を気に入った場合や、不明点がある場合は、後日改めてエージェントと一緒に物件を見に行き、そこで交渉をするのが安全だと思います。
オープンハウス見学のマナー
日本のオープンハウスは一般的に新築が多いでようですが、ハワイのオープンハウスは中古物件が主なので、気をつける点があります。
1、見学のルール
オープンハウスの物件は、人が住んでいる場合があります。
そのため、家具や美術品などを許可なしに触らないようにしましょう。
2、資料撮影について
検討資料として写真を撮影して帰りたい場合があります。
その際はスマホ撮影でも必ず許可を取ってから撮影してください。
3、室内の見学について
土足厳禁な物件もあります。
玄関で靴を履いたまま入室可能かを担当者に聞いてください。
まとめ
今回はオープンハウスについてまとめました。
アメリカは交渉の社会です。エージェントを味方につけ、より良い物件選びができるといいですね。