失望したくない人のためのハワイ住宅ローン(Mortgage Loans)のはなし
ハワイで不動産を購入する際にこんな事にお困りではないでしょうか?
- 現地の銀行にローン組めるの?
- 誰に相談をしたらよいの?
不動産購入の際に現金で一括で支払える場合は問題ないのですが、もしローン購入を考えている方には是非読んでほしい記事です。
ローンの準備は、物件を探す前か後か
日本ではある程度の貯蓄があれば比較的簡単にローンが組めるようですが、アメリカはサブプライムローン問題の影響があり、未だローンの審査は厳しいようです。
さらに米国に居住していない場合は、国外にローンを組むという事になりますので、ある一定の条件を満たさないとローン購入へのハードルは高くなります。
気に入った物件があった場合、ローンの審査がおりずに諦めなくてはならないという事態は避けたいです。
ローン購入をお考えの方は、物件を探す前に現地のローンオフィサーに「どれだけ融資を受けることができるか」をまず確認することが重要です。
誰に相談すればいいの
まずはエージェントに大枠の予算を提示し相談をしてみてください。
エージェントは多くのローンに関してお多くのやり取りを経験されており、依頼主にあった(その価格帯に強い)ローンオフィサーを紹介してくれます。
ローン購入の一般的な条件
アメリカに居住をしていない場合、一般的に頭金は30%から50%必要になります。現地では全て現金で不動産を購入することもめずらしくないので、物件によりローンを断られる場合もあります。
事前にローンオフィサーとやり取りをすると、住宅ローンが承認された証のPre Qualification Letter (プリクオリフィケーションレター)を発行してもらえます。
希望の物件が見つかった際、売り手に対するオファー時に「プリクオリフィケーションレター」も合わせて提出することで信用されやすくなります。
手続きに準備するもの
ローン会社によって手続きに必要な書類は異なりますが、下記の書類が必要になる場合が多いです。
- 直近2年分の税金の申告書(源泉徴収票または個人確定申告書)
- 直近2ヶ月分の給与明細と銀行取引証明書または通帳
- 既に日本でローンが有る場合はその支払い履歴
- 2ヶ月分のクレジットカード履歴
- 会計事務所が作成した法人の確定申告書および会社決算書2年分(法人の場合)
金利など
金利等は変動しますので下記にハワイの大手3行のリンクを記しますので、覗いてみてください。
ローンの際の信用とは
日本と米国ではクレジットローンに関する信用が多少異なります。
日本では現金主義のところがあり、あまりクレジットローン決済を好まないことがあり、積極的にクレジットローンの利用をされない方が多いのですが、米国では違います。
米国ではクレジットローン決済を積極的に利用し、利用額と返済能力からクレジットスコア(点数)が設定されます。
クレジットスコアが高い人は信用力があり融資も通りやすくなりますが、反対にスコアの低い人は返済能力がないと判断されます。
日本で積極的にクレジットローンを利用していない人は履歴が少ないので、おのずとスコアが低くなる傾向があります。
そのため日本で車や住宅をクレジットローンで購入し、計画的に返済をすることでクレジットローンを高めることができた事例もあるようです。
まとめ
ハワイの住宅ローンについてでした。
日本に居住している場合は審査等が厳しくなる傾向にありますので、現地に行く前に調べてからが安心かもしれません。
繰り返しになりますが、物件をローン購入でお考えの方は、物件を探す前にローンオフィサーに「どれだけ融資を受けることができるか」をまず確認することが重要です。